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2006年1月

新しい教材〜点描画〜

【あり得ない世界を描く】 菊地 亜希子
attcho

今年度、3年生が美術Ⅲで最初に制作したのがこの点描画です。前回のブログで今年度からの美術Ⅲ実施上の課題を書いたところですがこの教材も課題解決の為に考えたものの一つです。描画材料がペンとケント紙だけなので用具の準備等にかかる時間の短縮が可能です。
美術室には図書館から廃棄される定期購読の雑誌がダンボールにいくつもあり、それを切り抜きコラージュしてゆきます。作品のテーマはいわゆるシュールレアリズム風に「あり得ない世界」を構成すること。
まずコラージュしたものをトレッシングペーパーで大まかに輪郭を写し取りケント紙に転写し、コラージュした写真の明暗段階に従って点描の密度を変えて描いて行きます。
この制作ではかなりの集中力が求められます。1時間づつを細切れにした授業展開では集中の度合いを高めなければ時間の浪費に繋がりかねません。僕がこの作品で生徒に求めた取り組みのイメージは棟方志功の「版木を彫る音を聞く」でした。
さて、これは美術部の部長をつとめた生徒の作品です。コラージュの段階でかなり試行錯誤を重ねてつくられています。また、この画像ではわかりにくいですが描かれた点が美しいのです。雑な仕事だと点は円形から楕円や短いストロークの線になってしまいます。彼女は本当に丁寧な仕事ぶりです。また、ユーモラスな構成もなかなか良いですよね。

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新しい教材〜切り絵〜

本校のカリキュラムは今年度から3年生の美術Ⅲは他教科との選択となりました。これまでは2時間連続授業だったものが1時間づつ別の曜日に2回の実施となったわけです。これでは作品制作の為の準備と片づけに実質2倍の時間がかかることになります。少しでも制作時間を保証するためには、これらの時間を短縮できる教材を設定しなくてはなりません。
その一つが今回紹介する「切り絵」です。デザインカッターとカッターマットさえ用意しておけば準備と片づけはごく短時間で済みます。この教材は2学期終了間際に取りかかり始めたものの、実制作時間は4〜6時間と3年間でもっとも短いものでした。

1)生徒同士がお互いをデジカメで撮影
2)その画像をフォトショップで背景を削除後、「スタンプ」エフェクトで単純化処理
3)プリンター出力したものを黒いコットン紙に低粘着の糊スプレーで固定
4)背景に「自分の性格や人柄」を表現できるような図柄を描く
5)周囲から切り離れないよう「切り絵」独特のつなぎを筆ペン等で描く
6)切り抜き完了後、下絵の紙を丁寧にはがして完成
この制作行程でマックでの処理と糊スプレーでの仮止めは僕が行いましたが、時間があればもっと生徒の手に委ねられたと思っています。特にフォトショップを使わないで生徒自身が写真から下絵をつくる方法を次年度の課題と考えています。

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この2点は、中村 基くんと菊地由里絵さんの作品です。中村くんはその柔らかい表情や人柄が良く伝わってきます。また、菊地さんの方もなかなかユニークなポーズが印象的な作品となっています。

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復帰してみます

更新を休止して早いもので1年になります。突然、更新を止めたのは幾つか理由がありましたがその大きな理由のひとつは学校のネットワーク(道教委)がブログを規制し閲覧が不可能になったことがあります。これは校内のみならず、どの学校でもアクセスできなくなることを意味しており、いつも生徒作品をご覧いただいていた他校の先生達も自宅でなくては見ることが出来ないことにすっかり意気消沈した次第です。
しかし、来月に開催する本校美術部の初の校外展を機会にブログを再会してみようかと思っています。

さて、このポスターは2年生の小松愛弥がデザインしました。いつもながら見事なできばえに感心しています。
期日 2月11日(土)・12日(日)
   10時〜17時(最終日は16時まで)
場所 釧路芸術館・フリーアートルーム
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お近くの方は是非お越し下さい。

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