3年間の変遷(3)
【ミライ】(3年)
最後の高文連出品作。道立近代美術館で開催されていた「野田弘志展〜写実の彼方に〜」を見に行って彼なりに影響を受けたのだと思います。マチェールやリアリティーの追求など、この年はいろいろ迷いながらの制作でかなり苦労していたようでした。
小学校の時に貰ったウルトラマンのお面を持った自画像、怪獣の人形との組合せは前年のイメージと近似していますが彼なりにモチーフと構成には意味づけをしていたようです。この作品ではそれぞれの質感の違いを出すことに腐心していました。
それにしてもTシャツの柄や怪獣人形の表面などの描き込みで見せる集中力は端で見ていて面白かったです。しかし、細部のこだわりは彼にとって良いところでもあり全体を大きく捉える力に欠ける点では長所と短所は表裏一体か?
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